品質管理

洗浄の流れ

槽式真空洗浄乾燥機を2台所有。高い洗浄力と脱脂に優れ、微細な切粉の除去に適しています。

今までの洗浄システム

トリクレン等の塩化系・フッ素系洗浄剤は、洗浄性・乾燥性に優れた点がありますが、環境および人体への悪影響が非常に大きいと指摘されています。

採用している洗浄システム

蒸留再生は環境面と従事している側にメリットがある
特長１　優れた環境性能
特長２　省エネルギー
特長３　低ランニングコスト
参照：http://www.tosei-corporation.co.jp/allproducts/industry_a.html

洗浄行程

洗浄乾燥槽内部のメカニズム

１．気圧下で洗浄液に浸す

このままでは袋穴や微細なところに洗浄液が浸透しにくい状態です。

２．洗浄槽全体を減圧

洗浄液中の気体・袋穴の気泡は、徐々に膨張した袋穴の中や微細な部品の汚れの離脱を促進しながら洗浄液中に引き出されます。

３．真空下での超音波照射

真空にすると、溶存気体が洗浄液中から減少し、油分や汚れが溶け込みやすくなります。また、洗浄液が微細な箇所にも浸透しやすくなるので、精密・高精度な洗浄が可能になります。

４．大気圧下で汚れの遊離を促進

洗浄液圧の上昇で残留気泡を超音波で遥動させ、同時に汚れの遊離を促します。また、脱気によるキャビテーション効果を増大させます。

５．真空・腹圧のサイクル運転で洗浄効果を高める

超音波をかけながら真空・復圧のサイクル運転を行い、液体密度を上げ、超音波伝達効果を高めながら、洗浄します。

検査機

 

弊社オリジナルの自動画像選別機を8台所有。

お客様のニーズに合わせ、切粉の除去、穴深さおよび穴径、全長測定、ネジの有り無しまでを自動で行うことができます。
500,000個/月の対応実績あり、現在流動中(2017年9月)
 

1.エアーブロー・微細切粉除去 2.穴深さ確認・穴径確認兼用 3.全長寸法測定 4.残留物確認(1.で除去不可のもの) 5.ねじ加工漏れ確認